2008年12月11日

Type6650 4.5mm幅フリッパー電磁弁

Type6650 4.5mm幅フリッパー電磁弁は、接液部にPEEKとFFKM(パーフロ)だけの、ほとんどの薬液に使用できる電磁弁です。
フリッパー電磁弁下記のような特徴をもっている電磁弁です。
・フリッパー(振り子)には、軸があり、機械的強度が高い。
 (長寿命、高耐久)
・90°以下の鋭角な部分が、流路に無く、洗浄性が高い。
 (ただし、見かけの内部容積は、あまり小さくならない。)
・背圧(逆圧)に強い。
・ポンプ効果が無く、定量性に優れる。また、泡なども発生しない。

4.5mm幅っていうのは、384ウェルのマイクロプレートの幅でして、ここまで小さくしたいと、ビュルケルトではずっと考えていました。
それを、やっと実現した、というわけです。
オリフィスは、2方弁は0.4mm、3方弁は0.8mmと、オリフィスが異なっています。なんで、オリフィスサイズが違うのでしょうか…
不思議なんですけど、いろいろマーケティングなどをしたからなんでしょうけどね。

とにかく、場所をとらない電磁弁ですので、いろんなところで活躍できる電磁弁かと思います。

Type6650 斜めから撮影.jpg
斜めから撮影した、Type6650 電磁弁です。

Type6650 真横から撮影.jpg
上に、iPod shuffleを乗っけてみました。
電磁弁の方が薄いです。幅4.5mmですからね。

Type6650 離れて撮影.jpg
下にはマイクロプレートをおいて、マイクロプレートのディスペンサーの出口電磁弁として使用できるってことを、アピールです。

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2008年10月19日

Type8693 電空ポジショナ

Type8693 電空ポジショナは、Type8692 電空ポジショナに、PID機能を付加したものです。
センサからの入力信号は、下記の3種類を選べます。
・4〜20mA信号
・周波数信号(流量計)
・PT100Ω(測温抵抗体)

これらのセンサからの信号を直接入力し、設定値をType8693のボタン・画面から、または上位からの4〜20mA信号にて入力し、PIDにてコントロールバルブの開度を決めて、実際にその開度にします。
そのため、流量計と組合せて「流量調節弁」として、圧力計と組合せて「圧力調節弁」として、温度計と組合せて「温度調節弁」として使用します。

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2008年10月16日

Type8692 電空ポジショナ

Type8692 電空ポジショナは、コントロール弁の開度を調節するための製品で、アングルシート弁・ダイヤフラム弁・グローブ弁のコントロール弁と組合せて使用します。
また、ビュルケルトのバルブだけでなく、他社のバルブ、とくにサニタリー弁と組合せることも可能です。
Type8690 空圧コントロールユニットType8691 空圧コントロールユニットは、オンオフ弁と組合せるもので、Type8692はコントロールバルブ(調節弁)と組合せるところが、異なります。
また、Type8692はPID機能は持っていません。
Type8630 トップコントロールに近い製品です。

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2008年10月15日

Type8691 空圧コントロールユニット

Type8691 空圧コントロールユニットは、空圧オンオフ弁の上に取り付けるユニットで、内部に電磁弁とリミットスイッチが入っています。
電磁弁は、空圧オンオフバルブを動かすために使います。
リミットスイッチは、この空圧オンオフバルブが実際に開いているのか、閉まっているのかを検知し、信号として返すために使います。

内部の電磁弁は、パイロット電磁弁で、オリフィスは3mmです。
パイロット電磁弁のため、圧力が低すぎると駆動しません。
そのため、操作空気(計装空気)の圧力は、0.3〜0.7MPaと定められています。
また、リミットスイッチには、メカニカルスイッチ(マイクロスイッチ)と、近接スイッチのいずれかを選択することができます。
バルブのトップとボトム、つまり空圧オンオフ弁が開いているのか、閉じているのかのいずれかを検知することができます。開/閉の両方を検知したい場合には、2つのスイッチが必要になります。
電気的なスイッチの形式としては、常時オープンで、反応していないときは回路がオープンであり、反応すると回路がショートします。
回路のオープン/クローズと、空圧オンオフ弁の開/閉が、ごっちゃにならないように、お気をつけください。

と、ここまではType8690 空圧コントロールユニットとまるっきり同じです。
Type8691とType8690の違いは、Type8691には、AS-interface(ASiバス)やデバイスネットの仕様があることです。
多数のバルブがあり、配線をまとめたいときには、Type8691 空圧コントロールユニットをご用命ください。

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2008年09月13日

Type8690 空圧コントロールユニット

Type8690 空圧コントロールユニットは、空圧オンオフ弁の上に取り付けるユニットで、内部に電磁弁とリミットスイッチが入っています。
電磁弁は、空圧オンオフバルブを動かすために使います。
リミットスイッチは、この空圧オンオフバルブが実際に開いているのか、閉まっているのかを検知し、信号として返すために使います。

内部の電磁弁は、パイロット電磁弁で、オリフィスは3mmです。
パイロット電磁弁のため、圧力が低すぎると駆動しません。
そのため、操作空気(計装空気)の圧力は、0.3〜0.7MPaと定められています。
また、リミットスイッチには、メカニカルスイッチ(マイクロスイッチ)と、近接スイッチのいずれかを選択することができます。
バルブのトップとボトム、つまり空圧オンオフ弁が開いているのか、閉じているのかのいずれかを検知することができます。開/閉の両方を検知したい場合には、2つのスイッチが必要になります。
電気的なスイッチの形式としては、常時オープンで、反応していないときは回路がオープンであり、反応すると回路がショートします。
回路のオープン/クローズと、空圧オンオフ弁の開/閉が、ごっちゃにならないように、お気をつけください。

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2008年07月20日

Type2080 ベローズバルブ

Type2080 ベローズバルブは、バルブのピストン駆動部が、ベロー(蛇腹)で隠されており、流体はバルブ駆動部に触れないようになっています。
そのため、バルブの接液部は、バルブ本体(ステンレス)と、ベロー(PTFE)だけとなっています。
ベローってのが、なかなかイメージしにくいですかね?
アコーディオンなどで使われている、蛇腹のことです。折りたたんであって、伸び縮みするやつです。

ビュルケルトのアングルシートバルブも、ピストン弁ですが、やっぱり駆動部に流体がまわります。バルブ摺動部にVパッキンが使われており、流体に触れる部分となります。実際には、バルブの軸周りで、かなり細い部分ですから、ほとんど流体は入ってはきませんが、逆にここが、細菌の繁殖場所になる可能性もありますから、サニタリー性は無いわけです。
バルブ駆動部が隠されているバルブとしては、ダイヤフラムバルブが代表的です。これも、バルブ本体とダイヤフラム(膜)だけが接液部となるバルブです。

Type2080 ベローズバルブも、言ってみれば、ダイヤフラムバルブの1種と言えるかもしれません。
高いサニタリー性が確保されているバルブであり、飲料、医薬品、化粧品の充填機などに使用されます。
Type2080 ベローズバルブは、ダイヤフラム弁より小型で、オリフィスが4〜10mmとなっており、より小型な装置に向いているバルブです。
これより小さい口径のバルブであれば、MicroFluidics(微小流体制御技術)の各種電磁弁があり、オリフィス0.4mm〜3mmまで、数多くのラインナップが存在します。

MicroFluidics、PTFEベローズバルブ、ダイヤフラムバルブのラインナップで、オリフィスが、0.4mm、0.6mm、0.8mm、1.0mm、1.2mm、1.6mm、2.0mm、3.0mm、4.0mm、6.0mm、8.0mm、10mm、15mm、20mm、25mm、32mm、40mm、50mm、65mm、80mm、100mmと、非常に幅広いラインナップが完成しました。
また、MicroFluidics、PTFEベローズバルブ、ダイヤフラムバルブは、お客様のご使用用途にあわせたマニホールドの設計も可能で、より小さく、効率的な流体制御を、ビュルケルトはお手伝いいたします。

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2008年04月21日

TypeYE200 シリーズ(測温抵抗体)

TypeYE200 シリーズ(測温抵抗体)は、温度を測定するセンサです。
金属には、温度が上昇すると、電気抵抗が増加する、という性質があります。
どんな金属でも、温度と電気抵抗に関連はありますが、安定性と変化の直線性があるため、白金(プラチナ)が主に使用されます。
白金(プラチナ)は、元素記号で「Pt」なので、「Pt」という文字を使います。
「100Ω」は、0℃で100Ωという抵抗になるように、調整しているため、「Pt100」または「Pt100Ω」と読ませています。

TypeYE200 シリーズ(測温抵抗体)は、この「Pt100」の素子そのものと、信号を変換して「4〜20mA」にしたものと、どちらも選択可能です。

「Pt100」の素子そのものですと、価格は安いのですが、この電気抵抗を温度に読み替える機器が、別途必要になります。PLC(プログラマブルロジックコントローラ)だったり、温度調節計だったり。
しかし「4〜20mA」に変換する機能が内蔵されているものを使用することで、他の信号と統一し、管理しやすくする、という方法もあります。

また、ビュルケルトのコントロール弁では、4〜20mAのセンサ入力信号を電空ポジショナに入力することで、内部PIDを使用し、温度調節計が無くても、制御ループを完成されることができます(Type1067 電空ポジショナ)。
また、Pt100の信号を直接入力することができる電空ポジショナもあります(Type8630 トップコントローラ(電空ポジショナ))。

どちらがいいかは、お客様の考え方や、周辺の制御との整合性などもあるので、一概に答えはだせませんが。
こういうお使い方で、シンプルに温度制御を行うことができる、というのがビュルケルト製品の考え方です。

さて、ようやく「ビュルケルト型番一覧」の最後の製品を紹介し終わりました。
今後、いろいろご説明するにあたり、ビュルケルトの型番の説明があった方がいいかと思い、このシリーズを始めましたが、本当にたくさんの製品があって…
覚えるだけでも大変です。
さらに、今後もビュルケルトでは毎年、新製品が登場します。
今年だけでも、30種類近くの新製品が発売予定です。
新製品が出たら、もちろんこの「バルブ屋ブログ」で、紹介していくつもりです。

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2008年04月19日

TypeS070 容積式流量計フィッテング

TypeS070 容積式流量計フィッテングは、下記の容積式(ギア式)流量計に使われるフィッテングです。
内部に楕円形のギアが2つ入っており、流体が流れることで、このギアが回転し、その回転数を読み込むことで、流量を計測します。

容積式(ギア式)流量計とは、
Type8070 容積式流量計
Type8072 容積式流量計
Type8075 容積式流量計
Type8075 容積式流量計 バッチコントローラ

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2008年04月18日

TypeS030 パドル式流量計フィッテング

TypeS030 パドル式流量計フィッテングは、内部にパドル(羽根車)が入っている、フィッテングです。
TypeS020 インサーションフィッテングは、単にセンサを配管に接続するだけですので、いろいろなセンサで使えます。
しかし、TypeS030 パドル式流量計フィッテングは、下記のパドル式流量計の一部として、使用されます。

Type8030 パドル式流量計
Type8030HT 高温用パドル式流量計
Type8032 パドル式流量計
Type8034 現場表示パドル式流量計
Type8035 パドル式流量計
Type8035 パドル式流量計 バッチコントローラ

ただし、Type8039 光学 パドル式流量計は、光学式のフィッテングで、特殊な仕様です。

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2008年04月17日

TypeS020 インサーションフィッテング

TypeS020 インサーションフィッテングは、インサーション(差込式)センサを配管に取り付けるための部品です。そのため、下記のセンサと組合せて、使用します。

Type8020 パドル式流量計
Type8024 パドル式流量計
Type8025 パドル式流量計
Type8041 電磁流量計
Type8045 電磁流量計
Type8205 PH計
Type8206 ORP計
Type8223 導電率計
Type8225 導電率計
Type8226 電磁導電率計

15A〜50Aまで、選択できます。
ステンレスボディ、ブラス(黄銅)ボディ、PVCボディを選択可能です。

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2008年04月16日

Type8804 電動プロセスバルブ

Type8804 電動プロセスバルブとは、1/4回転プロセスバルブと電動アクチュエータとを組合せた製品のことです。

具体的に、1/4回転プロセスバルブとは、
Type2652 ステンレスボディボール弁
Type2658 樹脂ボディボール弁
Type2672 バタフライ弁

の3機種のバルブのことで、

電動アクチュエータとは、
Type3003 電気式ロータリーアクチュエータ
です。

ビュルケルトは、空圧弁が多いですが、電動バルブもあります。
オリフィスの小さなものは電磁弁で、オリフィスの大きなものは電動弁など、お使いわけをされている場合もあります。

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2008年04月15日

Type8803 オンオフ制御バルブ+アクセサリ

Type8803 オンオフ制御バルブ+アクセサリとは、プロセスバルブとその付属品を組合せた製品のことです。

具体的に、オンオフのプロセスバルブとは、
Type2000 アングルシート弁
Type2012 グローブバルブ
Type2030 ダイヤフラムバルブ
Type2031 ダイヤフラムバルブ
の4機種のバルブのことで、

付属品(アクセサリ)とは、
Type1062 リミットスイッチ
・開度リミッタ
  オンオフ制御のプロセスバルブは、普通は、全閉か全開にしか
  なりませんが、それを途中の開度まで開けるor閉める、
  というように、制限をおこなう付属品です。
・手動ハンドル
  通常、オンオフ制御のプロセスバルブは、空圧弁なので、
  空気の力が無いと動作しませんが、試運転時や異常時などの
  ときに、手動でバルブを操作するための付属品です。
です。
このように、オンオフ制御バルブに、さらに付属品を組合せることで、お客様の使い勝手をよくするための製品です。

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2008年04月14日

Type8802 連続制御プロセスバルブ(コントロール弁)

Type8802 連続制御プロセスバルブ(コントロール弁)は、単独の製品では無く、コントロールバルブと、電空ポジショナを組合せた製品のことです。
組合せでType の名称を変更することで、型番をわかりやすくしました。

具体的に、コントロールバルブとは、
Type2702 アングルシート型コントロール弁
Type2712 グローブ型コントロール弁
Type2730 樹脂ボディ ダイヤフラム型コントロール弁
Type2731 ステンレスボディ ダイヤフラム型コントロール弁
の4機種のバルブのことで、

コントロールヘッドとは、
Type1067 電空ポジショナ
Type8630 トップコントローラ(電空ポジショナ)
を指します。

単なるプロセスバルブに、電磁弁やリミットスイッチの機能を付加したり、さらにASiやデバイスネット、プロフィバスなどのフィールドバス機能を付加すると、型番が「Type8801」に変わる、というものです。

従来なら、バルブの番号とコントロールヘッドの番号の、それぞれが別れていたので、それを統一し、管理しやすくした、という感じです。

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2008年04月13日

Type8801 オンオフ制御プロセスバルブ

Type8801 オンオフ制御プロセスバルブは、単独の製品では無く、オンオフのプロセスバルブと、コントロールヘッドを組合せた製品のことです。
組合せでType の名称を変更することで、型番をわかりやすくしました。

具体的に、オンオフのプロセスバルブとは、
Type2000 アングルシート弁
Type2012 グローブバルブ
Type2030 ダイヤフラムバルブ
Type2031 ダイヤフラムバルブ
の4機種のバルブのことで、

コントロールヘッドとは、
Type8631 (オンオフ弁用)トップコントローラ
Type8633 ミニトップコントロール
を指します。

単なるプロセスバルブに、電磁弁やリミットスイッチの機能を付加したり、さらにASiやデバイスネット、プロフィバスなどのフィールドバス機能を付加すると、型番が「Type8801」に変わる、というものです。

従来なら、バルブの番号とコントロールヘッドの番号の、それぞれが別れていたので、それを統一し、管理しやすくした、という感じです。

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2008年04月11日

Type8713 MFC(CMOSセンサ):RS485通信

Type8713 MFC(CMOSセンサ):RS485通信は、Type8711のRS485通信仕様です。
一度に使うMFCの台数が増えると、全てに配線をするのは、だんだん面倒になってきます。その場合に、RS485方式にし、配線を渡りで行い、シンプルに行う、という方法をとることができます。
それが、Type8713 MFC(CMOSセンサ)の特徴です。

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2008年04月10日

Type8712 MFC(CMOSセンサ):微少流量用マスフローコントローラ

Type8712 MFC(CMOSセンサ):微少流量用マスフローコントローラは、Type8711の別仕様です。

このあたり、Type8702とType8701の関係と同じです。
実は、Type8712の方が先に商品化されたのですが、その後、廉価版として、Type8711が発売されて、ほとんどType8712は、売れていません(笑)

ただ、Type8712がType8711 より優れている点があり、それは;
・Type8712はリレー接点が、入力3点、出力2点です。
 Type8711 は、入力2点、出力1点です。
・Type8712は、信号回路がアイソレートされています。
 Type8711 は、アイソレートされていません。

基本的な性能は、Type8712もType8711と同じです。

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2008年04月08日

Type8711 MFC(CMOSセンサ):微少流量用マスフローコントローラ

Type8711 MFC(CMOSセンサ)は、Type8701 MFM(CMOSセンサ)と同じセンサを使用した、マスフローコントローラです。

Type8701 MFM(CMOSセンサ)や、このType8711に使用されているCMOSセンサは、いわゆるMEMSセンサで、半導体の上に直接センサが乗っかっている感じで、このセンサが直接流体に触れます。

マスフローメータの測定原理は、ごく簡単に言うと、扇風機の原理です。扇風機をつけて、風が流れれば、涼しく感じますよね。さらに扇風機を「強」にして、風を強くすれば、もっと涼しく感じます。
つまり、空気が動くと、それにつれて熱を奪います。
その熱の奪われ方は、空気の質量の動きによって変わります。この熱を測定することにより、空気の質量流量を知ることができる、というわけです。
熱の測定というのは、かなり敏感に測定できるので、微少な流量も測定できるというわけです。
マスフローって名前が、現在では一般的ですけれど、これを昔は熱式流量計と言ったそうです。測定原理から考えると、この熱式流量計という方が、しっくりしますよね。

で、この熱を測定するのが、CMOSセンサ(MEMSセンサ)の役割で、Type8711やType8701に使われている熱感知センサは、直接流体に触れることにより、測定時間の短縮がはかられ、最短0.005秒で流量の計測が行えます。汎用のキャピラリ式のセンサですと、1〜10秒程度かかるので、それだけ測定が遅れ、鈍感なセンサであると言えます。
この時間遅れが、気にならないというのであれば、汎用のキャピラリセンサでも良いのでしょうけれど、製造プロセスの短縮化・正確なマテバラ(マテリアルバランス)と取りたい・製造品の歩留まりを上げたい など、そういった要望の強いところでは、高速応答センサの能力を発揮することができます。

また、Type8711は、マスフローコントローラなので、流量を計測するだけでなく、自分で制御(コントロール)も行えます。
具体的には内部の比例電磁弁が、バルブ開度を制御することで、自分で流量を測定しながら、その流量が命令よりも大きければ無段階制御の比例電磁弁の開度が少し小さくなり、その流量が命令よりも小さければ比例電磁弁の開度が大きくなる、といった具合です。
ビュルケルトは、この比例電磁弁をずっと以前より有しており、特に最大レンジアビリティー1:500という高感度な比例電磁弁も持っています。

つまり、高性能センサと高性能バルブを組合せることで、高性能マスフローコントローラを実現している、というわけです。

この高性能は、特に1000cc/min以下の微少流量で、特に性能を発揮し、最小50cc/minまで、正確かつ高速な制御が可能です。流量安定までに、0.3秒程度しかかかりません。

そういった性能を生かして、燃料電池やエッチング、アッシング、CVD/PVD/スパッタリング、表面改質、培養など、様々な分野で活躍しています。
正直、汎用のキャピラリ式のマスフローコントローラよりも価格は高いので、高性能が必要、というところでないと、使ってもらえないんですけどね。

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2008年04月07日

Type8710 MFC(キャピラリーセンサ)

Type8710 MFC(キャピラリーセンサ)は、Type8700 MFM(キャピラリセンサ)のマスフローコントローラです。

キャピラリセンサなので、腐食性ガスに使えるという、メリットがあります。
しかし、測定や制御安定までに、1〜10秒程度かかります。
高速安定性を求めるのであれば、Type8711 MFCをお使いください。

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2008年04月06日

Type8703 MFM(CMOSセンサ)

Type8703 MFM(CMOSセンサ)は、Type8701 MFM(CMOSセンサ)のRS485 通信仕様です。

Type8701 MFM(CMOSセンサ)が、アナログ信号出力なので、4〜20mA、0〜5V、0〜10Vの信号が使用できます。
そこで、Type8703 MFM(CMOSセンサ)は、RS485通信仕様で、アナログ信号は使用しません。そのため、アナログ変換の誤差が無く、また装置自体も小型になります。

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2008年04月04日

Type8702 MFM(CMOSセンサ)

Type8702 MFM(CMOSセンサ)は、Type8701 MFM(CMOSセンサ)と同等性能のマスフローメータです。

実は、Type8702の方が先に商品化されたのですが、その後、廉価版として、Type8701が発売されて、ほとんどType8702は、売れていません(笑)

ただ、Type8702がType8701 より優れている点があり、それは;
・Type8702はリレー接点が、入力3点、出力2点です。
 Type8701 は、入力2点、出力1点です。
・Type8702は、信号回路がアイソレートされています。
 Type8701 は、アイソレートされていません。

この違いしかなく、計測流量範囲や、流量計測の所要時間が最短0.005秒という点は、同じです。
だから、より価格の安いType8701 の方が、圧倒的にお使いいただいております。
上記の性能の違いが重要なときのみ、Type8702をお勧めしています。

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