今日も朝は肌寒いです。
起き抜けにちょっと散歩したのですが、寒くて10分程度歩いて、ホテルに戻ってきました。
吐く息は、白いです。
昨日の夜にホテルを移動したのですが、こちらはインゲルフィンゲンから5km程度離れた、
ニーダーホルンという村です。インゲルフィンゲンよりさらに小さい村ですが、
古い城壁が残っていて、昔は村全体を囲っていたんでしょう。
中心の小さくて可愛らしい教会と、いかつい城壁がちょっと不釣合いな感じですが、
そのあたりがドイツの歴史なんでしょうね。
これが、ニーダーホルンで泊まったホテルです。
右が、城壁の門です。
ちょっとビュルケルトの本社から離れているので、迎えにきてくれて、車で本社へ。
朝から打合せです。
今日は電磁弁の話だったのですが、彼はどうして日本は電気が50Hzと60Hzに別れているのか、
とても不思議みたいです。確かに、こんな国は他に無いみたいです。
どっちが多いのか、と聞かれたので、たぶん同じくらいじゃないか?
って言ったら、さらに怪訝な顔をします。
聞いた話で、日本の東半分の中心都市の東京は、発電機をドイツから購入し、
西半分の中心都市の大阪は、発電機をアメリカから購入し、
両方の都市から電気という文明がスタートしたから、日本では周波数が別れたんだよ、
って言ったら、納得顔でした。これ、確かかな? そうパンダ丸は記憶してるけど…
また、100Vっていうのも、世界的には珍しいです。
ヨーロッパなら110Vまたは230Vが標準的で、北米では120Vです。
また周波数の違いというのは結構厄介で、同じ電圧でも、周波数が異なると、得られるパワーが違います。
周波数が大きいと、それだけパワーが減るんですね。
ドイツのAC110V 50Hz と アメリカのAC120V 60Hz は、結構近い関係にありますが、
東日本のAC100V 50Hz は、まだドイツに近いものの、西日本のAC100V 60Hz は、かなりかけ離れています。
これは、電磁弁にとっては大問題で、それぞれで得られるパワーが異なり、最大圧力が変わります。
といっても、日本では、50Hz用と60Hz用と、別々では、使ってもらえません。
共用でないと、ですよね。
このパワーの違い、この周波数のサインカーブの内側の面積と考えれば、だいたい合っているのですが、
現実の電磁弁のパワーは、コイルの周辺にくるほどパワーが異なるというコイル磁界の性質、
温度上昇に伴う電気抵抗の増大と電流の増加、そもそもコイルの巻き方がどれだけ均質なのか、
など多くの要素があるので、そう簡単には計算できません。
ただ、電圧が高いほどパワーが増え、周波数が高いほどパワーは落ちる、というのは定性的にはあっています。
というわけで、今度の新製品は、コイルのパワーを大きくしたけど、電圧や周波数による変化が大きくなって
しまったので、どうしようか、と悩んでしまいました。
しかも、流体が気体か液体か、それでも大きく異なるんですよね。それが厄介です。
悩んでいるのは電磁弁のラベルに、圧力をどう表示させるかで、正確に記載するなら下記の4種類が必要です。
・AC100V 50Hz 気体
・AC100V 60Hz 気体
・AC100V 50Hz 液体
・AC100V 60Hz 液体
4種類も書いてあったら、ややこしいことこの上ないです。
他にも議論が尽きなかったのですが、パンダ丸は次の打合せがあるので、今日はここまで。
ランチにいきました。
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