流量係数(Kv値/Cv値)の計算式には、何種類かありますので、密度と比重のどちらを使っているのかは、それぞれの計算式で違います。
で、この密度と比重の違いですが、
密度は、質量/体積 です。単位は、g/cm3 だったり kg/L だったり。
液体でも気体でも、どっちでもいいんですが、単位体積あたりの質量を示します。
代表的なところで、
水の密度は、およそ1.0 g/cm3 @4℃
空気の密度は、1.293 kg/m3 @0℃、1 atm
で、比重ですが、液体の場合は、4℃の水を1としたときの、質量の比です。
式でいえば、[液体の密度]÷[4℃の水の密度] です。
密度÷密度なので、単位は無くなってしまいます(無次元)。
cgs単位系の場合、液体では密度も比重も同じ数値になります。
(厳密に言えば、ちょっとずれますけどね。)
気体の場合、ほとんどの場合、密度で表しますが、たまに比重で表記される場合があります。
この場合、基準は、0℃、1atmの空気です。
つまり、[気体の比重]=[気体の密度]÷[0℃、1atmの空気の密度]
です。
液体の場合と違い、分母がきりのいい数字では無いので、変な値がでてきます。
例えば、メタンガスの密度は、0.717[kg/m3]ですが、
比重は、0.555になります。
ご注意ください。
ところで、水の密度のときは、圧力を記載していないのに、空気の場合は、圧力を記載しているのか。
液体の場合、体積は温度により変化しますが、圧力ではほとんど変化しません(全く無いわけではありませんが)。
気体の場合、体積は、温度にも、圧力にも影響を受け、変化します。
理想気体の場合は、ボイルシャルルの法則で一般化されていますね。



