2007年05月20日

パドル式流量計とは?

パドルとは、ボートの櫂や、外輪船の水かきのことです。
水車みたいなものを、イメージしてもらえばいいのですが。
4枚の羽根がある水車のイメージです。
水の流れを受けて、パドルがくるくる廻ります。
流れが早ければ、パドルが早く回転しますし、
流れが遅ければ、パドルはゆっくり回転します。
単純な原理の流量計です。

パドルは、流体のど真ん中に配置されているのでは無く、
かなり端っこに配置されているので、ほとんど流れを遮ることなく、
圧力損失が非常に低いという特徴があります。
また、水だけでなく、油やアルコールなどでも、流れていれば、
測定できます。ただ、蜂蜜や水あめなど、高粘度のものは苦手なので、
その限界は、300cStとなっています。
また、髪の毛や藻のような長いゴミは、パドルに絡まってスムーズに
回転できなくなってしまうので、トラブルの原因になります。

この回転を測定する方法は、2種類あり、
1つはパドルの中に、磁石を入れてあり、パドルの上に磁界を
測定するセンサがあり、パドルが上にくるのをカウントしています。
この方式だと、どっちから流れても、パドルは回転するので、
流れ方向の制限はありません。
この方式の欠点は、鉄粉などが混ざっていると、磁石にくっついて
しまい、パドルが重くなって廻らなくなる可能性があることです。

もう一つの方式は、パドルが上に来たことを、光で計測しています。
この光が、パドルの真上ではないので、流れ方向がどちらなのか、
確認することができます。
この方式では、鉄粉が混ざっていても、とくに問題なく流量が
測れます。

原理は単純なんですけど、信号の出力方式や、口径によって、
いろいろ種類があるので、ちょっとわかりにくいてす。
その辺りを、説明していきますね。
posted by パンダ丸 at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | センサ・流量計
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