2007年04月28日

7:旧式バイパスセンサとインラインセンサの違いは何ですか?

旧式バイパスセンサとは、MFC/MFMの中で、バイパス(誘導路)
を設け、そのバイパスにコイルを巻いて、温度を測定する
方式です。
他社様のほとんどは、こちらの方式を採用しています。

インラインセンサとは、バイパスは設けずに、流路の中に
センサを設置して、直接流量を計測する方式です。
ビュルケルトでは、下記の機種にこの方式を採用しています。
・Type8626/8716(MFC)
・Type8006/8706(MFM)

この方式により、下記の違いがあります。
・セッティングタイム(ウォームアップタイム)
  旧式バイパスセンサでは、電源を入れてから24時間しないと
  流量が測定できません。
  ビュルケルトのインラインセンサでは、これが10分程度と
  非常に短縮されています。

・温度計測の精度と速さ
  旧式バイパスセンサでは、バイパス管の外で、温度を測定
  するので、測定精度が低く、また温度の伝わりにくさゆえに
  測定に時間がかかります。
  結局、流量を測定するにも、精度が悪く、測定点に達する
  までに数秒かかることもあります。
  ビュルケルトのインラインセンサでは、流体とセンサが
  直接触れているので、温度計測がすばやく、精度が高いです。
  結果として、流量も精度よく、測定点に達するまで、
  0.5秒以下と、驚異のすばやさを達成しています。
  流量の変動が大きい場合にも、きちんと追従します。

・流路が分離されている
  旧式パイパスセンサでは、バイパス管の材質を腐食に高い
  ものを選べば、腐食性の高いガスでも測定できます。
  ビュルケルトのインラインセンサでは、センサ部が剥きだし
  のため、センサが流体により腐食されてしまうと、
  測定ができなくなってしまいます。
  ビュルケルトのMFC/MFMが腐食性の高いガスが苦手なのは、
  これが原因です。

MFCについては、下記も参照してください。
http://burkert.seesaa.net/category/2918097-1.html
posted by パンダ丸 at 10:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | MFCによくある50の質問(FAQ)
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