2007年04月25日

電磁弁選定ガイド(7) 液体編

では、電磁弁選定ガイド 液体編のラストです。

1)低温の場合
0℃を下回る場合には、フリッパー/ロッカー電磁弁は、
使用できません。
低温下では、ゴム部分が硬くなってしまいます。
動きとして、フリッパー/ロッカー電磁弁は、ゴムの弾性を
利用しますので、低温化で無理矢理、伸び縮みさせると、
ゴムの劣化を、早めてしまいます。

また、プランジャ電磁弁においても、低温下におけるゴムの硬化は
大きな問題となりますので、ご注意ください。
比較的低温に強いのは、PTFEシールで、これで-40℃まで使用できる形式があります(Type255,407)。
ご注意ください。

また、電磁弁の内部の水が、低温で凍ってしまった、
という状況では、電磁弁の稼動部まで氷ついてしまえば、
そもそも電磁弁は動きませんので、ご注意ください。

2)高圧の場合
ビュルケルトの標準のラインナップでは、最大圧力は1.0MPaです。
これを上回る性能をもつのは、

直動電磁弁では、
・Type255 最大10MPa
・Type2200 最大25MPa

パイロット電磁弁では。
・Type5281 最大1.6MPa
・Type5404 最大5.0MPa
・Type2400 最大25MPa

というものがあります。
高圧ガス認定については…
別途ご相談ということで、お願いします。

3)高粘度の場合
直動電磁弁の場合には、フリッパー/ロッカー電磁弁が、
構造上、高粘度流体に強いです。
詳細は、各データシートに、許容される粘度が記載されている
ので、そちらをご確認ください。

また、パイロット電磁弁は…
残念ながら、ほぼ無理です。
空圧弁のご使用を、ご検討ください。

続いては、スチーム(水蒸気)編になります。
posted by パンダ丸 at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | よくあるご質問(FAQ)
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