一般の液体(水など)でしたら、
直動電磁弁では、Type6013
パイロット電磁弁では、Type5281
を、中心に、あとは圧力や流量を見ながら、検討すれば、
ほとんどOKです。
ゴミがある流体では、プランジャにゴミがつまり、
電磁弁が壊れてしまう事態を避けるため、駆動部と流路が分離
された電磁弁をお勧めする、という話をしました。
流体自体が、腐食性のある場合は、どうでしょうか?
塩酸や苛性ソーダのような薬液などの場合です。
懸念されるのは、まずはボディの材質です。
黄銅では、すぐに腐食してしまうかもしれません。
この場合には、ステンレスやPVCなど樹脂ボディを使う方が
お勧めです。
また、シール材質(ゴム)についても、流す流体に耐えられる
もので無くてはなりません。
そして、見落としがちなのが、シェーディングコイルの存在です。
シェーディングコイルの説明は、以前にしましたので省略します
が、シェーディングコイルの材質は、銅や銀を使っています。
これは、磁界からの誘導電流を大きくするために、材質の制限が
大きいことに、由来します。
銅や銀が、問題なければ、シェーディングコイルがある電磁弁
つまり、プランジャ機構を持つ電磁弁で、構いません。
これらの材質の使用が、まずい場合には、下記の電磁弁を
使うことを検討してください。
・直動電磁弁
Type330,331(ステンレスボディ)
Type124.121.6604,6606,6608(樹脂orエンプラボディ)
・パイロット電磁弁
Type5282(ステンレスボディ)
Type142,6642(樹脂ボディ)
これらの電磁弁は、プランジャをもっていないので、
接液部に、銅や銀は使っていません。
そのため、腐食性のある流体に対して、強いです。
また、逆に超純水も、腐食性を持つ場合もあります。
非常に純度の高い純粋は、ステンレスをも、溶かしてしまう
場合があります。ご注意ください。



