他の、ビュルケルトの電空ポジショナの機能について、
説明しますね。
・バイナリイン機能(Binary In)
リレー信号により、バルブを安全位置まで、開度を速やかに
変更します。この間は4〜20mA信号は受け付けません。
安全位置を、0%にしておけば、速やかにバルブは閉まり、
安全位置を、100%にしておけば、速やかにバルブは開きます。
中間の位置も、選べます。
どちらが良いのかは、そのバルブを使っている状況に、
合わせてください。
・バイナリアウト機能(Binary Out)
(注:別途オプションボードが必要です。)
バルブの情報を以下の2系統のうちいずれかを、発信することができます。
a)アナログ発信機能
バルブ開度やPV値を、4〜20mA信号として出力します。
b)デジタル発信機能
リミットスイッチ、開度アラームをドライ接点として
出力します。
但し、アナログかデジタルのいずれかしか選べません。
・不感帯(Dead Band)
バルブの設定位置と実際の位置との許容偏差値を設定します。不感帯設定が小さいほど、バルブの信号への追従は高くなりますが、ポジショナ内部の電磁弁の寿命を考えると、設定を大きくした方が良いです。
・密閉しきい値(CL Tight)
バルブが確実に全閉あるいは全開となるように、その信号のちょっと手前で、単作動アクチュエータの操作空気を完全に排気あるいは給気させる機能です(タイトシャット)。
ちょっと信号がぶれても、完全閉や完全開になるようにします。
・スプリットレンジ(Sprit range)
通常では、4-20mAで、1台のコントロール弁を操作しますが、4-20mAのうち、一部だけを、コントロール弁が使うことにする機能です。
例えば、1台のバルブは、4-10mAと設定し、もう1台のバルブを10-20mAとすれば、1つの信号で、2台のバルブを動かすことができます。
例えば、1台の温度計の信号で、冷却水ラインのバルブと、スチーム(水蒸気)ラインのバルブを、コントロールします。
それぞれが、4-20mAに対応すると、冷却水とスチームが同時に入ることになりますが、それぞれのコントロール弁でスプリットレンジを設定すれば、それぞれの信号の範囲だけ、コントロール弁が機能します。
また、機能じゃ無いんですけど、ビュルケルトの電空ポジショナは、開度が一定のときは、空気を無駄に放出しません。
(ブリードエアー無し)
だから、省エネに貢献することが、できます。
エアーだってコンプレッサを使って、電気を使うわけですからね。
他にも、いろんな機能があるんですけど、ビュルケルトの電空ポジショナ、機能が多すぎて、マニュアルが異常にぶ厚いのが、欠点ですね…
日本語のマニュアルは、ちゃっとビュルケルトにありますので、お問合せください。



