2007年04月16日

MFCの中の比例電磁弁(3) コンバージョンファクタのウソ

続きです。

コンバーションファクターって、言葉があります。
MFM(マスフローメータ)が、流量を測るときの係数です。
ガスの種類によって、決まる係数で、ごく簡単に説明すると、
熱の奪われ係数です。
ガスの種類によって、異なるコンバージョンファクタがあります。
MFMでは、測定するガスに合わせて、コンバージョンファクタを
設定しないと、とんでもない流量がでてしまうことになります。

MFM(マスフローメータ)は、コンバージョンファクタを変更
すれば、いろんなガスの測定をすることができます。
でも、MFC(マスフローコントローラ)では?
測定はできるけど、コントロールできますか?

比例電磁弁は、バルブの開度を変更して、調整します。
開度によってかわるのは? 体積流量です。
配管内の物理的な面積を変更するのが、比例電磁弁です。
それによって変化するのは、体積流量です。

ここが、MFM(マスフローコントローラ)の最大の矛盾です。
測定しているのは、質量流量なのに、
制御しているのは、体積流量なんですよね。
体積流量は、温度や圧力によって変化するもので、
理想気体では、質量とは何の関係もありません。

だから、コンバージョンファクタを変更したって、
比例電磁弁は、変更されるわけじゃありません。
だから、ほんとに制御できるのか、わかりませんよ。

ビュルケルトのMFC(マスフローコントローラ)には、
コンバージョンファクタを変更する機能はありません。
そんな機能を使ってしまうと、測定はできるかもしれませんが、
制御できなくなります。たまたま、同じKv/Cv値ならいいですが、
そう毎回うまくいくものではありません。

だから、コンバージョンファクタを変更できる機能なんて、
不要なんです。って、ビュルケルトでは考えています。

どうもMFCの制御がうまくいかないなって考えているなら、
制御部(比例電磁弁)に、ちょっと目をくばってください。
ほんとうに制御に適正な比例電磁弁を使っていますか?
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