2007年04月14日

比例電磁弁に関する用語解説

比例電磁弁/電磁コントロール弁 は、
ちょっとわかりにくい用語がでてきますので、
少し解説しますね。

・比例電磁弁(proportional solenoid valve)
単に開/閉だけじゃなくて、途中の細かい開度を
とることができる電磁弁。

・電磁コントロール弁(solenoid control valve)
比例電磁弁とほとんど同じ意味で使われます。

・スパン(span)
例えば、1:50 とか、1:500で表されます。
比例電磁弁が、とこまで細かく制御できるのか、という数値で、
1:500なら、バルブ開度の1/500まで制御できるということです。
ソレノイドは、電流が小さいと、プランジャの摩擦を超えること
ができません。そのため、一定以上の電気エネルギーを与えない
と、動いていない状況になります。

・ヒステリシス
アナログ信号において、信号を増やすときと、減らすときで、
比例電磁弁の開度にずれが生じること。
例えば、12mAの信号でも、4mAから増やして12mAにしたときと、
20mAから減らして12mAにしたときでは、電磁弁の開度が少し
ずれています。これは、摩擦や磁化の状況によります。

・ゼロスイッチオフ機能(タイトシャット)
ある程度以下の信号のとき、電磁弁が完全に閉になるように、
信号を無視して、電磁弁に電気を送らない機能。
ビュルケルトでは、信号が2% or 0.2%になると、
電磁弁への電気供給をやめます。
どちらになるかは、コントローラや電磁弁の種類によるので、
取扱説明書を確認してください。

・ランプタイム
ランプタイムを例えば10秒に設定すれば、比例電磁弁の開度を
10秒かけて、行う機能です。
電磁弁は、信号を変化すれば、すぐにその開度になります。
(0.02〜0.2秒で、その開度に到達します。)
しかし、そのようにすばやく動くと、プロセスに悪影響を
及ぼす場合、バルブの変化をゆっくりさせたいとき、この機能を
使います。
この機能を使うときは、PIDに注意してください。

・流量特性曲線
4-20mA信号と、Kv/Cv値が、直線的に一致していれば(リニア)、
理想的ですが、現実には少しずれがあります。
特に、4mAと20mA付近と、ヒステリシスにより、ずれます。
現実には、PID機能の中で、調整されてしまうので、このずれを
意識することは、ほとんどありません。

他に何かありましたら、ご連絡ください。
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