2007年03月25日

フリッパー型電磁弁について

あまり聞いたこと無い名前かと思います。
ビュルケルトのオリジナルの電磁弁なので。

あたり前なんですけど、電磁弁は電磁石の力を利用するので、電磁石に反応するもの、つまり金属で作られた部分が必ずあります。これをプランジャって呼んでいます。
でも、特殊な薬液などで、金属に触れては困るって場合もありますよね。医用だったり、分析計だったり。

そういった場合、プランジャの下にゴム製のダイヤフラムを貼って、流体とプランジャ(金属製)が触れないように、ってするのが、一般的です。
シンプルな考え方ですけど、このダイヤフラムが曲者なんです。
例えば、
・プランジャの動きを阻害し、電磁弁の故障原因となる。
・ダイヤフラムと本体に、角度の小さい(鋭角)な部分ができ、洗浄性が非常に悪い。
・背圧(逆圧)に弱い=開いてしまう。
・ダイヤフラムが上下することで、ポンプのように、流体を吸ったり吐き出したりする。

そういった問題を解決するために、フリッパー型電磁弁は、できました。
絵が無いと説明しづらいのですが…
簡単にいうと、振り子のような動きをする電磁弁です。
しかし、流体が金属に触れることは、全く無く、医用・分析用途に数多く使われています。
特徴は、
・フリッパー(振り子)には、軸があり、機械的強度が高い。
 (長寿命、高耐久)
・90°以下の鋭角な部分が、流路に無く、洗浄性が高い。
 (ただし、見かけの内部容積は、あまり小さくならない。)
・背圧(逆圧)に強い。
・ポンプ効果が無く、定量性に優れる。また、泡なども発生しない。

構造自体が全く違う電磁弁なんですよね。
どういう原理で動くのか、ピクチャがあれば、すぐわかるのですが、シークレットなもので…
ビュルケルトまでお問合せいただければ、ユニークで斬新な内部構造についても、お話しできます。

というわけで、ご興味をいただいたら、ビュルケルトまで、お問合せください。
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