2008年10月05日

バルブの名称と分類

このバルブ屋ブログで、バルブの種類について、説明してきました。
たとえば、
・アングルシートバルブ
・グローブバルブ
・ダイヤフラムバルブ
・ベローズバルブ
・ボールバルブ
・ゲートバルブ
・プランジャバルブ
・フリッパーバルブ
・ロッカーバルブ

これらは、バルブの形状から分類されています。
このバルブがどういう形になっているか。
それにより、様々な名称があります。

ダイヤフラムバルブの亜種では、
・多方向ダイヤフラム弁
・T型バルブ
・タンクボトムバルブ
などもあります。形状が、標準のダイヤフラム弁とは異なるため、別の名称があります。

そして、このバルブの動かし方で、下記の分類があります。
・手動弁
・自動弁

自動弁は、遠隔操作できるバルブ、ということです。
自動弁には、動かすための動力に応じて、下記の分類があります。
・空圧弁
・電磁弁
・電動弁
・自力弁(機械式バルブ)

また、バルブの動作において、下記のような分類もあります。
・オンオフ弁
・コントロール弁(無段階制御弁)

そして、バルブの目的によって、下記のような分類があります。
・ドレンバルブ
  配管にたまっている水などを捨てる目的で使います。
  そのため、基本的には下に向いてついているバルブです。
・ベントバルブ
  配管にたまっている空気などを捨てる目的で使います。
  そのため、基本的には上に向いてついているバルブです。
・リークバルブ(真空破壊弁)
  系内が真空になっているところに、大気を系内に導入する
  ことで、真空でなくすためのバルブです。
・エマージェンシーシャットバルブ
  緊急時に流体を止めるため、異常を感知したら
  すぐに閉まるバルブです。
  逆に、エマージェンシーオープンバルブもあります。
・流量制御バルブ(FCV)
  流量を制御するためのバルブ。
  バルブってすべて流体を制御するのが役割ですが、
  ちょうどいいところの流量を制御する目的で使うバルブです。
  PID(P&ID)上では、Flow Control Valveの略で、
  「FCV」とも使われます。
・圧力制御バルブ(PCV)
  たとえばタンクに窒素ガスをためる場合、
  タンク内の圧力を制御する目的で使うバルブです。
  PID(P&ID)上では、Pressure Control Valveの略で、
  「PCV」とも使われます。
  タンクに窒素ガスを供給するところにつけて、
  圧力を上げるために使うのか、
  タンクから窒素ガスを逃がすところにつけて、
  圧力を下げるために使うのか、
  どちらの場合もあります。
・温度制御バルブ(TCV)
  温度を制御するために、熱媒(スチームなど)と
  冷媒(冷却水など)の制御を行うために使います。
  「温度を上げるために」バルブは「開く」のか「閉じる」のか
  注意しないといけません。
  PID(P&ID)上では、Temperature Control Valveの略で、
  「TCV」とも使われます。
・レベル制御バルブ(LCV)
  タンクの液面(レベル)を制御するバルブです。
  PID(P&ID)上では、Level Control Valveの略で、
  「LCV」とも使われます。

バルブの分類って、結構ややこしいんですよね。
目的に応じて、ふさわしいバルブを選ばないと、うまく制御ができない場合もあります。

ご興味いただいたら、ビュルケルトまで、お気軽にお問合せください。

応援、よろしくお願いします m(_ _)m
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posted by パンダ丸 at 23:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 流体制御に関連した用語集
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