2008年07月10日

ステンレスの種類

バルブには、いろいろな材質が本体材質として、使われています。
その中で、代表的なものは、ステンレスです。
ビュルケルトでも、たくさんのステンレスボディの製品がたくさんあります。

といっても、ステンレスは、1種類では無く、多くの種類があります。
ステンレスは、鉄にクロムやニッケルなどの異なる金属を混ぜた鋼のことです。その成分により、下記の3種類にわかれます。

・オーステナイト(クロム:18%前後、ニッケル:8〜14%前後)
・マルテンサイト(クロム:13%前後)
・フェライト(クロム:18%前後)

要は、クロムとニッケルの成分量が、決まってくるわけです。

それぞれの大まかな特徴は、
・オーステナイト:腐食に強く、多くの工業用途に使われます。磁石ににくっつきません。
・マルテンサイト:硬化処理ができるため、ボルト・ナット・ネジなどに使われます。磁石にくっつきます。
・フェライト:耐食性、耐熱性に優れます。ただ、溶接がしにくいので、使い方が限定されてしまう傾向にあります。磁石にくっつきます。

家庭の水道のシンクに使われているものは、オーステナイト系のSUS304がよく使われます。そのため、シンクは磁石にくっつかないです。
ただ、オーステナイト系のステンレスであっても、厳しい曲げや絞りなどの冷間加工を加えると加工部分の金属組織がマルテンサイト化し、磁石にくっつくようになることがあります。

また、一般にステンレスは錆びないと思われています。確かに、ほとんど錆びないと言えますが、「もらい錆び」といわれる現象により、錆びる場合もあります。特に、異なる金属と触れていると、ここから「もらい錆び」が発生する場合がありますので、ご注意ください。

ビュルケルトでもそうですが、バルブの本体材質として使われるのは、オーステナイトが最も一般的です。

ステンレスについては、材質の略称について(3) 金属編もご参照ください。

ご興味いただいたら、ビュルケルトまで、お気軽にお問合せください。

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posted by パンダ丸 at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 流体制御に関連した用語集
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